62歳

  2015.3.8(日曜)音楽家哲学詩人法社会学者てっちゃんの株式教室(中央兜町音楽出版社、創業1981年元東京経済企画室) 日曜版、「雑感」

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  <62歳>
私の妻は62歳です。やがて63になりますが、国家試験をみごと突破してこの春から、地元中堅企業に例外的に(本来は60歳まで)正社員待遇で入社内定となりました。
妻の22歳の誕生日から私たちの結婚生活は始まったのですが、やがて41年、しかしながら我々はまだまだ成長する考えです。しなくちゃならない。
私たちはすでに不動産も所有していますし、いただいてる年金額もまあ生活するだけなら何の不自由もない。
しかし、私たちは現役で働くことにこだわります。働くことが楽しいし、働くことが好きなのです。
いつまでも人生に挑戦する親の姿を子どもたちはどのように見ているのか、それはわからない。
昨日、妻に次女から「見習いたいと思う」というメールが入りました。
ひとりの女性としてみていると、いつも子どもたちのことばかり考えているその姿は、やっぱり母親なんですねえ・・。
あれこれ、夫婦の雑感は、2冊目の私の著作に書いているとおりです。小説執筆も、これから佳境に入ります。

 インターネットの教室に半年間通って、HP開設し、ブログ、メルマガを始めて11年になります。
3年前からは、ピアノ教室にも入門しました。20年前からのフルート教室同様に、すばらしい(お若い)先生に恵まれたことに感謝します。
どうせみんなわかるのがネットの世界だし、洗いざらい私のことを書いています。加入サイトによっては「てっちゃんさんの日記」となっています。
あんまり宣伝費はかけてませんが、それでも1万人くらいの人に、毎回の私の「拙文」をお読みいただいてるのだと思う。
開き直って「気楽に」と言い聞かせてはいますが、社会的影響も大きいはずなので、毎回が真剣勝負の執筆です。叱咤激励の投書、ありがとうございます。
特に、神経質になるのが法律的なことですね。ぶっちゃけ、元裁判官志望だったので、裁判所の「法廷」の空気は「武者震いがして」大好き?かもしれない。
私たちの娘の義理の父親(故人です)は、神奈川県の警察官僚トップの警視監でしたので、「名を汚してはいけない」と家族全員心に銘じております。
覚悟を決めて、今後も私なりの「正論」を読者の皆様にお届けしたいと思います。

 <正木ひろし弁護士>
このたびの全国最年少の市長(30歳、28で就任)に対しての事件の最高裁判決で「無罪」が決定したのは、よい「先例」となったのと思う。
起訴されれば「99%有罪」というのが、これまでの刑事裁判の常識だった。
通常の国民感情からいって「99%」という数字には、かなりの「疑念」が存在していたのは事実だ。
何か不自然なモノを多くの国民は長らく感じていた。それは「刑の抑止効果」とは異質のものだ。
人間のやることには「過ち」がある。けっして少なくは無い「冤罪事件」「再審請求」の存在がその根拠だ。
裁判員裁判への「最高裁の裁量」を私は支持する。民間の判断が「絶対」、これもまた「誤り」なのだ。
総合的な多様な価値判断があってこそ「自然」なのであり、「官」と「民」が対等な立場で「協議できることに」こそ「人権保護」がある。
巷の「風聞」によれば、無実の罪の疑いが晴れないままに「死刑執行」された例があるとも聞き及んでいる。
小林圭樹主演で映画になった「首無し事件」の「正木ひろし弁護士」に、私は学生時代に憧れていた。
中央大学出身では、有名な反骨の最高裁判事もいた。
国民主権」、最高裁の進化と変化に国民は多くの期待を寄せている。