14年9ヶ月ぶり日経平均新高値、マッサン

  2015.2.19(木曜)音楽家哲学詩人法社会学者てっちゃんの株式教室(中央兜町音楽出版社、元東京経済企画室)

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 <14年9ヶ月ぶり、日経平均今世紀新高値、マッサン>
中国では、日本で13000円のトイレ「ウオシュレット」が5万円以上で売られているそうだ。
春節」中国人観光客が、「安くて世界一の品質」の日本製品を「爆買い」するのはアタリマエだということがよく理解できる。
ただし、「中国人の経済力」だと、「5万円払うくらい、どうってことない。フツーだ」というネット配信記事を読むと、すっかり35年前とは日中は「真逆になってしまった」とため息が出る。
昨日のAPEC(アジア太平洋経済協力、21ヶ国)では、アメリカ大統領は中国習国家主席と「9時間の会談」をこなしたが、日本の安倍総理との会談はゼロだったという。
しかも、リップサービスかどうか、「尖閣諸島、せんさ諸島の紛争には介入しない」と明言し、「台湾の独立を認めない」と公言した。
これでは、ますます安倍政権憲法9条改正、自衛隊の「国軍化」に踏み出さざるを得ないだろう。絶食化の若者には「赤紙」が届くことになるだろう。
けっきょく、「自分の身は自分で守れ」と言ってるのと同じだ。そのうち、アメリカ軍は日本からサヨナラして、中国に加担するのではないか。

 リーマンショック以来、NYダウは2倍になったが、(経済抜きの数値だけで比較すれば)当時のままの水準でもたついてる日経平均は「3万円以上」になってもおかしくないリクツだ。
ただ、消費税増税と物価高で、我々日本人の生活感覚が「不況」だから、「違和感」があり、「弱気派」が存在するわけだ。
徹底強気の私からすれば、そのことが逆に「自信の裏づけ」ともなっている(当たり屋デス、笑)。
私の40数年の、「1万人にひとり」の投資哲学は販売中の著作本でも書いてる通りだ。是非、1万冊買って親族、知人、社員一同にばら撒くこと(悪ノリ、冗談、ジョークです)。
相場全体の流れは大型株先導だから、まだ新興市場はイマイチだが、底上げの流れは確実に「追い風」だから、「寝て待て」ばよい。
自画自賛でもないはずだが、これまでの私の見通し、解説、予告内容は「199点」。
ラオックスの220台から今日の高値346円まで「あっという間の120円高」は全国から「拍手喝采、150点」。文句なし。我ながら、正真正銘の「神様」だと思う。
「不景気の株高」と昔から言うが、「アベノミクス成果」を主張する安倍総理からは「異論」が出るだろう。
よって、私はこの株高を「違和感の株高」と命名する。

 日米通算182勝(大リーグ7年で79勝79敗)の広島カープ、黒田投手。日本で「200勝達成」を祈る。50歳の現役山本投手がいる、ガンバレ40歳。
イチローは、マーリンズと2億2千万円で1年契約、メジャーリーグ通算3000本まで残り183本、最年長外野手41歳、ガンバレ。
私は、44歳まで東京台東区で柔道の公式戦に出場した。最後の相手は、20歳の若手強豪、関東大会個人3位。五分の勝負。やればできる。
ちなみに、浅草警察、上野警察の柔道関係者で私の名を知らない者はいない。日本カーバイド急伸、ラオックス今日も高値更新。

日経平均  18264.79+ 65.62
TOPIX  1494.93+ 12.26
売買高概算   26億5354万株
売買代金概算   2兆5648億円
時価総額   537兆1840億円
値上り銘柄数 1351  (昨年来)新高値 259
値下り銘柄数  420  (昨年来)新安値   3
変わらず     91
騰落レシオ(25日)138.70% +12.20
サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●○●○○●○●○●○○ 
カイリ率(日経平均) 25日線比+3.72%  75日線比+5.36%
為替  1ド ル 118.71円 +0.46
    1ユーロ 135.55円 +0.16

 

*「なぜ若い男性の草食化が進んでいるのか。
調査を分析した医師の北村邦夫・同協会理事長によると、異性との関わりを面倒と感じたり、結婚に利点がないと考えたりしている男性に、その傾向が強かったという。
「相手との関係を築くには相応の時間とお金と労力がかかる。セックスに至るまでのコミュニケーションを難しいと感じる男性が増えているのではないか」。
北村さんはこう話したうえで、「一般的に男性は相手より優位に立ちたいと考えがちだ。
学歴や収入面で同年代の女性に負い目を感じれば、結果的に関わりを避けるのかもしれない」と分析している。」(本日のネット配信ニュースでした)。

 ちなみに、「35年前」は、富裕層が多かったぶん、あるいは「今よりも、ずーっと格差がひどい社会」でした。ビンボー人は、とことん貧しかった。
35~55年前と、今と、底辺の貧しさは同じです。ただ、アノ頃の時代の若者のほうが、行動力とバイタリティーがあった。
「不屈のネバリ、あきらめない根性」があった(客観的事実)。今の、中国人と日本人の「差」もソコにある。
セックスだって、名作「チャタレー夫人の恋人」じゃないが、バッタかイナゴ、「高嶺の花」の相手にどんどん「食らい付いていった」。
また、女性の深層心理として、そんな強引な相手に「男らしさ」を感じてもいる。ソレは今も同じだ。
日本企業は海外進出して「産業の空洞化」が進む。
代わって、グローバル化外資企業が日本に進出したが、そこで働くのは「中国、東南アジア、欧米」のエリートの若者たちだ。
そして「格差社会」が拡大していった。「閉塞感」「絶望感」が充満し、「ひきこもり」「心の病い」が社会現象となった。

 つまり「幼少期」の違いだろうと思う。今の若者は、子どもの頃は親や学校に保護されて「冷たい社会」を知らないで育つ。
「35~65年前」は、生まれたときから、極端に言えば貧困層は「誰も助けてくれなかった」。その違いです。
北朝鮮の農村部では、今も幼い子が道路で餓死しているが、誰も振り向きもしない。国際的テロ組織「イスラム国」にも、ソレに近い現状があるのではないのか。
高齢者世代と若者世代に価値観のギャップがあるのは「アタリマエ」。今の若者も、40年後に「同じ体験」を100%するのです。それが歴史の示す事実。
この世は「輪廻」の繰り返し。昔も今も、若いということは、未熟で浅はかであるという意味に使われる。
若くして、歴史に名を残すのは例外中の例外(早死にが多い)。
人は「超高齢」になると「子ども帰り」して、また「浅はかで、バカになる」(困ったモノだ、笑)。

 テレビ小説「マッサン」大阪スタジオ撮影終了。スコットランドからやってきたフォックスさん(29)10ヶ月間、ご苦労様でした。
あなたの努力には、日本人として、心からの「尊敬」を捧げます。すごいです。
収録後も、二人はハグしたままで、涙を流していたそうですが、ホンモノの夫婦ってこうなんだよね。
感動をありがとう。私の妻は、たまにしか見ない私以上に、「マッサン」夫婦の大ファンです。ウイスキーブームに火がついたらしい。