OTS再騰、カーバイド続騰、マッサン

 2015.2.24(火曜) 音楽家哲学詩人法社会学者てっちゃんの株式教室(中央兜町音楽出版社、創業1981年元東京経済企画室)

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日経平均  18603.48+136.56
TOPIX  1508.28+  5.45
売買高概算   23億2021万株
売買代金概算   2兆4553億円
時価総額   542兆3886億円
値上り銘柄数 1051  (昨年来)新高値 159
値下り銘柄数  683  (昨年来)新安値   1
変わらず    128
騰落レシオ(25日)139.51%ー1.50
サイコロ(日経平均) 9勝3敗 ○○●○●○●○○○○○ 
カイリ率(日経平均) 25日線比+4.60%  75日線比+6.58%
為替  1 ド ル119.21ー0.01
    1ユーロ)135.16+0.22

 <OTS再騰、カーバイド続騰>
今月半ばから、外国人投資家が東証に戻ってきた。予想通りである。輸出関連ばかりでなく建設など内需関連にも資金を向けているのが特徴だ。
しかも原油相場の上げ下げに「右往左往」しているそうだ。数十年前の「マイナー」な存在にしか過ぎなかった原油相場を記憶している私としては「隔世の観」がある。
ここのところ絶好調の当欄は「原油見通し」も的中。アタフタしているファンドマネージャーの皆さんに多少は相場観の「お手伝い」も出来たかなと自負している(笑)。
15年ぶりの日経平均18600円、トヨタを先頭に「重爆撃機B29東京大空襲」のような重量感あふれる上昇相場だ(株の神様ここにあり)。
小型株にも、波動が広がってきた。
トヨタが新しく「水素自動車」を発売した。世界のエネルギー市場にも怒涛の変化の波が押し寄せている。
ロシア、中東諸国、胸のうちはおだやかではないだろう。今の世界中の「騒乱のタネ」でもある。

 「東京マラソン」では、警視庁は未曾有の警戒態勢を敷いたが、2020東京オリンピックのよい予行練習となる。
テロ組織側では、歴史上の故事にならい、欧米を「(キリスト教)十字軍」と呼んでいるが、無差別なテロはイスラム教とは基本的に「無関係な非道」だ。
滅ぼされた旧フセイン政権で、政権の中枢部にいた(スンニ派)政治家、軍人、公務員が「職を失い」イラクの中での「居場所」を失った結果、「イスラム国」の中枢を担っているとの説がある。
そう考えれば、世界二十数ヶ国で「燎原の火」のように「自爆テロ」が絶えないことも説明がつく。容易ならざる事態だ。
シリアの一部では「貧者の最終兵器・毒ガス」が使用されたとの報道もある。オウム真理教の「サリン」ガス事件を想起させる(他人事ではない)。
日本もテロや領土侵略の危機の最中にあることから、日本最西端の西表島自衛隊機地が創設されるという「住民投票の結果」に私も「賛意」を表明したい。
北方領土からは、ロシア空軍機が日本国領土「周回」飛行を繰り返し、自衛隊機の緊急スクランブルも記録的な多さだ。
功罪合い半ばだとの「批判」は当然に野党勢力からはあるはずだが、株式市場にとっては「強力な自民党政権」は「干天の慈雨」だと表現しておきたい。

日経レバ14850+220、日経2倍1550+230、OTS440+21、カーバイド241+5、関電化831+17、トヨタ8201+71、名村造船1189+1、
大豊建設666+28、大末建設941+6、キムラタン10、サハダイヤ20、AAH34+4、ランド22+1、トレイダーズ125+4、
ラオックス306-13予定通り当然の一服。高値から40円下落)

 <ピュアモルト竹鶴、マッサン>
ニッカウイスキー新発売の「竹鶴」は、NHK朝ドラで高視聴率の創業者の名を冠したウイスキーだ。ニッカの「メンツ」を感じる(今は、アサヒビールが販売)。
実に「ウマイ」。「スーパーニッカ」より上、「サントリーリザーブ」より上、2100円は安過ぎる。
かつて銀座の高級クラブに、スコットランドの銘酒「カティーサーク」をキープし、田中角栄総理大臣の酒「オールドパー」(シーバースリーガルよりも上)を自宅で愛飲していた私の「評価」です。
昨日、「マッサン」の撮影ロケは、「記念の地」北海道余市で「終了」しました。
スコッチウイスキーの本場、スコットランドから単身、なんにも分からない日本へやってきたフォックスさん(29)の努力には「ご立派」としか言いようが無い。
でも彼女は、この日本でチャンスをつかみ、成功を手に入れた。
「ご褒美?」として、アメリカのブロードウエーでミュージカル「シカゴ」(映画版はアカデミー賞部門受賞)の「主役」抜擢が決まりました。
12月には、日本へ「凱旋公演」するそうです。
まさしく、現代の「シンデレラ姫」、シンデレラストーリーです。たぶん多くの日本女性も彼女を尊敬することでしょう。
蛇足ですが、余市の一番の観光名所は「積丹岬」、竹鶴夫婦も何度も訪れたはずです。
夏は絶景ですが、冬はさみしくて、なぜか自殺したくなるような雰囲気のある場所です。