OTSストップ高、やしきたかじん

 2015.1.26 (月曜)音楽家哲学詩人法社会学者てっちゃんの株式教室(中央兜町音楽出版社、元東京経済企画室)

                                        http://www.tokiwa-kabu.com

 <OTSストップ高
先週末のお昼11時半の配信で取り上げた「底値待ち伏せ買い」銘柄のOTS(430円)がストップ高だ。
全般底打ち、次第高が見込まれることから、600円台、700円台への株価快復がどこかの局面で想定される。ガン特効薬関連。
ニューヨーク急落(前日急騰の反動にしか過ぎない)から見ても、今日の東証は朝方の急落からの立ち直りが早い。反転のケハイが濃厚だ。
OTS(オンコセラピー)株価は、今朝の寄り付き445円、ザラ場安値436円、高値505円ストップ高(14時45分)、大引け489円+64。出来高9647万4900株。
逆張り、底値買いは「出発進行」の「直前」をキャッチするのが「株の神様」「名人」の手法なのである。はっはっは。

日経平均  17468.52- 43.23
TOPIX  1402.08-  1.14
売買高概算   18億4060万株
売買代金概算   1兆7967億円
時価総額   504兆8345億円
値上り銘柄数 964  (年初来)新高値 87
値下り銘柄数 748  (年初来)新安値  8
変わらず   151
騰落レシオ(25日)105.27%
サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○○●●○●○○●○○● 
カイリ率(日経平均) 25日線比+1.07%  75日線比+4.18%
為替  1ドル 118.10円  1ユーロ 132.20円

 <続・原油安、島根県海士町やしきたかじん
 昨年12月の貿易収支は「一昨年同月比、赤字額が半分に減少」した。もちろん、主因は「原油安」だ。
国内ビッグバンクの試算では、ロシア関連向け融資等に不安はあるものの1バーレル50ドル弱あたりのレベルで留まるのなら、特段の金融危機には至らないという。
資源の無い日本にとって、原発停止が「国家的経済危機」の根源なのであって、シェールオイル企業の破綻、ロシア経済の重篤、およびそれに伴うプーチン独裁政権の「軍事暴走」危惧、
欧州リスクの拡大など、様々な不確定要素を加味してみても、「長期的には日本経済にプラス」だというのが、冷静な、かつ常識的な最終結論なのである。
私個人としても、原油価格が長期間にわたって「45~60ドル」あたりの「往来相場」で、安定した「安値価格」で継続することを期待している次第である。
やや円安傾向が基本的な流れとして続き、海外の日本企業が「国内回帰」を進捗させるのであれば「雇用改善」となり、これも日本の将来にとって明るい兆しだ。

 もちろん、先日のECBの量的緩和決定で、(ギリシャは例外のようだが)各国の債権は買い上げられて金融機関には濫沢な資金が供給されて株式にカネは流れてくる。
有形無形に日本の東証にも「追い風」となるのは間違いないが、それに増して「原油安」「歴史的な低金利」が、さらに日本経済にプラスに作用するのである。
おカネを持っていてもしかたない。やむを得ず、「運用難」の資金は株式市場に次第に流れ込んでくる。「ミニバブル」、それをすでに世界は「容認」しているのだ。
リーマンショックを教訓にして、アメリカの「金融規制」は今もなお厳しい。「バブル」を警戒するのは、アメリカも中国も、その基本政策は同じだ。
だが、大きく原油価格が暴落しない限りにおいては、アメリカ経済も好調を保つだろう。中国経済も、減速はあっても「7%台」というのは十分に「高成長」水準なのだ。
総合的に判断して、99%の確率で、じわじわと日本国経済と「東証株価」は上昇気流に乗ってくるだろう。
今は実感の無い「アベノミクス第三の矢」も、ぎりぎり「60~70点」の「合格点」に到達するだろうというのが、私の「読み」なのである。

 さらに、私は行政改革への提言として「島根県海士町の成功例」に学び、全国自治体は自発的に日本国の発展と国民の幸福に「貢献し、行動を起こすべきだ」と書いてきた。
「民主主義、資本主義」の発展と、「格差社会」の解消とは、我々の「譲り合い、助け合い」(日本民族の誇るべき特性)の精神で「解決可能」のはずだ。
全国の公務員諸君におかれても、国民の安定した生活を優先することから、自らの使命感、幸福感が充足される事を熟慮、決断されることを願うものである。
「和をもって尊しと成す」、このような基本的な民族の価値観を持っているのは世界でも「日本人だけだ」と私は誇りに思うのである。
この感覚のわからない人は、精神的か、肉体的か、欠陥があるのだが、ほとんどの「日本人」の感覚は健全で世界から「おもてなしの国」として称賛されている。
私事だが、今年の正月は親子三人で出雲大社に初詣し、長門市の俵山温泉(たわらやまおんせん)に逗留した。
この温泉は、水素含有量全国トップレベル(抗酸化作用)の「湯治場」として有名である。
重病に悩む人が多く来訪する点では、秋田県玉川温泉に近いかもしれない(泉質は真逆)。
昨年1月に死去した大阪を代表する芸能人「やしきたかじん」と「安倍総理」が、彼が亡くなる直前に最後に二人で入浴した温泉としても知られている。

 <青春は二度とない>
大学入試センター試験花盛り、私の時代には「英検」も「センター試験」もありませんでした。入試は一発勝負。
大学生も「柔道3段」を持っていれば、ほとんどの超一流企業に無条件就職できる、そんな時代だったのです。
イスラム国」と戦うクルド人の女の子たちは、自動小銃と機関銃で武装して「女性が自由に学業できる」ために命を賭けて最前線に自ら今この現在も出撃している。
この私も高校卒業のために早朝と夕方に書店で働き、大学では新聞配達を毎朝毎夕400軒やったことは今まで書いた通りだ。
辛酸に耐えて、30代半ばでは自宅を持ち、別宅を持ち、長者番付けの対象にもなった。
しかし、超富裕層にはなったわけでもないし、なりたいとも思わない。なれば、おそらく別の「不幸」が待っている。
100億もあればいい(冗談です、ジョーク)。

 この日本には学業の自由があり、教育を受ける権利がある。こんな幸せなことはないし、ありがたいことだ。
勉強の嫌いな子もいるが、それは個人の適性の問題であり、強制すれば逆効果だ。
肉体労働なり、芸術活動なり、本人の興味と生きる力を引き出してサポートするのが賢い。仕事に「貴賎」は無い。
「平和ボケ日本人」、そんな声も聞こえる。自分のことは自分で解決する。自立への一歩、それが教育の大前提。
「守ってくれる社会」は、この地球上では、けっして多数派ではない。
イラクの少女たちは「学校へ行けばイスラム国兵士に殺害される」のが普通であり、現実だ。
だから、女の子たちは銃を持って、自分の命を賭けて戦場で毎日戦っている。
この日本にもアウトローの社会がある。一概に、ヤクザ社会と非難するのにも「考慮」が必要だ。
彼らにも生きる権利がある。住みにくい社会を作っている行政と我々の社会構造にも責任の一端はある。
自ら非道に手を染める輩には、容赦なく銃殺刑も法改正で考慮されてよい。一罰百戒。刑法200条復活。